ご存じですか?2つの煙
■ 主流煙:たばこから直接吸い込む煙 ■ 副流煙:たばこからでている煙
副流煙には、主流煙よりも高い濃度で、多くの有害物質が含まれています。
たばこを吸わない人でも、同じ空間にいればこの副流煙をすいます。
これを受動喫煙といい昨今では、社会問題にまで発展しています。
やめたくてもやめられない・・・・ニコチン依存症
ニコチンは大脳中枢にはたらいて、麻薬と同様の習慣性があります。
ニコチンが体からなくなると
★イライラしたり怒りぽっくなる
★落ち着きがなくなる
などの離脱症状があれわれやすくなります。
何故なかなか禁煙できないか?
生活習慣としての喫煙(身体的依存)
気分やストレスをコントロールするための喫煙(心理的依存ニコチン)
↓
これが「ニコチン依存症」です。
「禁煙」するなら「きっぱり」と
挫折しやすい時期として、
3日(ニコチンの離脱症状が出やすい)
3週間(周囲の誘い)
3ヵ月(油断しやすい時期)
といわれ、タバコを吸いたいと思う時期は3か月以上残り再びタバコを吸うきっかけになります。
ニコチンガム
ニコチン含有。禁煙時にタバコが吸いたくなった時、ゆっくり噛み禁煙による離脱症状を緩和
禁煙パッチ
ニコチン含有しているパッチで、喫煙時のように体内にニコチン量が急激に増えることなく16~24時間かけて一定量のニコチンが吸収されます。
(使用できない方や禁煙スケジュールがあるのでご相談ください)
内服薬
ニコチンを含まない飲み薬(医師の処方が必要です)
健康に大きな害を与えます。
※おとなへの影響
短時間の受動喫煙でも頭痛、頻脈、血圧上昇などが起きます。
心臓疾患も起こしやすくなります。
心臓疾患やアレルギー、呼吸器疾患、循環器疾患などの病気を持つ人の症状を悪化させるとも言われています。
※こどもへの影響
こどもは、おなかの中にいるうちからタバコの影響をうけています。
(低体重児や健康障害児の原因となる可能性があるといわれています。)
肺炎、気管支炎、気管支ぜんそく呼吸機能低下などを引き起こしたり悪化させる原因となります。
※肺がん、心筋梗塞、脳卒中が受動喫煙で2~8割増えるといわれています。
※受動喫煙を防ぐため禁煙を!
分煙や空調では室内のタバコ煙濃度を安全レベルまで減らすことは不可能といわれています。
受動喫煙を防ぐために禁煙を!